ヤフオク!での出品には、オークションの終了間際に入札が入ると自動的にオークションを延長してくれる「自動延長」という設定があります。
出品経験が長い方は、ほとんどの方が設定しています。出品した商品が運良く自動延長され、目の前で値が上がる様子を確認できると、「フリマ」にはない「オークション」の醍醐味を味わうことができます。
この記事では、ヤフオク!出品者が設定すべき「自動延長」についてご紹介します。
「自動延長」の実例とメリット
僭越ながら、私の経験談です。「自動延長」で約30分延長、価格が約1.6倍(当初の終了予定時間との比較)になったときの実例をご紹介します。
- 約10年間ほど引き出しの中で眠っていた、よく価値のわからない「オーディオ関連商品」を、開催期間:1週間、開始価格:250円でオークション出品しました。
- 出品数日で5件ほどの入札が入り、価格は既に2,000円台に。
- 「しまった…」と思った私は、「せどり」をされる方が使う「モノレート」というサイトでAmazonの販売実績を確認しました。
- 定期的にAmazonで、およそ7,000円~8000円で売れている商品だということを確認し、5件の入札も5人のものであることがわかっていたので、そのままオークションを見守ることにしました。
- その後、最終日まで静かな状態が続きましたが、終了間際に大きく動きました。
- 当初の終了予定時刻間際の価格は3,000円弱でしたが、延長が繰り返され、およそ30分後、価格は4,600円まで上がって終了となり、「やった!」ではなく「ホッ…」としました。
ご説明は必要ないと思いますが、このように、出品者にとっての「自動延長」には、ほぼメリットしかありません。
仮に、自動延長設定をしていなかったら3,000円前後で終了していた可能性もあります。出来るだけ「高く」売ることを目的とするのであれば、設定しない理由は見当たりませんので、出品の際は「自動延長」の設定を強くおすすめします。
「自動延長」の概要
「自動延長」とは?「あり」「なし」の違い
「自動延長あり」の設定では、オークション終了5分前に、それまでの価格より高い価格で入札があった場合に、自動的に終了時間が5分間延長されます。
その後も、終了前5分間に価格が上がれば、何度も延長が繰り返されます。
例えば、オークションの終了時間が22:00の場合、21:55以降に入札が入って価格が上がると、終了時間は22:05になります。その後も同じことがあれば、5分ずつ繰り返し延長されます。
一方、「自動延長なし」の設定では、オークションの終了時間が22:00の場合、たとえ21:59:59に価格が上がっても、オークションは終了となります。
値が上がるのを避けるために、「自動延長なし」の商品に対して、終了ギリギリのタイミングで入札する方やそれ専用のシステムも存在します。
「自動延長」の設定方法
「自動延長」は、新規出品の際に設定します。設定は無料です。
- 「オプション設定」-「取引オプション」-「自動延長」
- 「 □ 自動延長あり」にチェック。
- 「自動延長あり」で出品したオークションは、商品ページの「自動延長」の欄に「あり」と表示されます。(チェックしていなければ「なし」)
- すべての参加者が確認することができます。
注意点
- 自動延長になるのは「現在の価格」が上がったときのみです。終了5分前に入札があっても、現在の価格が上がらなかった場合は、自動延長されません。
- 「自動延長なし」で出品したオークションでは、設定の変更はできません。設定するには、一旦、「オークションの取り消し」を行い「再出品」する必要があります。
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おわりに
以上が、ヤフオク!出品者が「オークション」の醍醐味を味わうことができる「自動延長」についてのご紹介となります。
この記事が、楽しいヤフオク!ライフの一助になれれば幸いです。
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※記事内容は、2018年11月現在が基準となっています。
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