ワイモバイルユーザーにPayPayカードは必要か。この答えは、2023年10月現在では「あった方が良い」。
理由は単純、「あった方がお得・便利」だからです。
2022年10月12日(水)からの「Yahoo!ショッピング」の新体制で、「PayPayカード」払いが「PayPay(残高)」、「PayPay(クレジット)※旧あと払い」を還元率で上回ることは無くなりましたが、それでも、PayPayカードの所有を否定するほどではありません。
この記事では詳細を解説しますが、「大体で構わない」という方は以下のページをご覧ください。還元率だけに話を絞って解説しています。
記事 「PayPay(残高)」vs「PayPayカード」vs「PayPay(クレジット)※旧あと払い」
ワイモバイルユーザーにPayPayカードは必要?
支払い方法別の特典比較
まずは、核心に迫るためにユーザーとして最も気になる支払い特典について紹介します。
特典の種類 | Yahoo!ショッピング | LOHACO by ASKUL | ||||
PayPay 残高 |
PayPay クレジット |
PayPay カード (クレジット 利用設定 済み) |
PayPay 残高 |
PayPay クレジット |
PayPay カード (クレジット 利用設定 済み) |
|
ストアポイント | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% |
基本付与分 | 0.5% | 1% | 1% | 0.5% | 1% | 1% |
PayPay STEP 条件達成特典 |
0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
毎日もらえる | 3.5% | 3.0% | 3.0% | 3.5% | 3.0% | 3.0% |
プレミアム会員特典 | 2% | 2% | 2% | 2% | 2% | 2% |
Enjoyパック会員特典 | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% |
特典合計 | 12.5% | 12.5% | 12.5% | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
- 特典の種類・付与率は2023年10月時点
- 「プレミアム会員」特典はワイモバイルユーザーの無料特典
- 「Enjoyパック会員特典」は月額550円(税込)の有料サービスに加入が必要
表は、ヤフーショッピング、ロハコで「PayPay(残高)」「PayPay(クレジット)※旧あと払い」「PayPayカード(クレジット利用設定済み)」で支払った場合、それぞれの特典比較です。
ご覧の通り、どちらのショッピングサイトでも、3つの支払い方法がすべて同じ還元率となっています。
- ただし、「クレジット利用設定なしのPayPayカード」払いは、PayPay STEP(+0.5%)の対象外。
- ただし、2023年11月1日~2024年1月8日まで開催される「PayPayジャンボ」では、「PayPayカード」払いは抽選の対象外。
ワイモバイルユーザーが「PayPay残高」にチャージする方法は?
PayPayカードは、PayPay残高にチャージできる唯一のクレジットカードです。
わざわざ、チャージのためにATMに足を運ぶ必要もなければ、対応銀行の口座を開設する必要もありません。
ただ、PayPayカードによるPayPay残高へのチャージが、特典付与の対象外であることに加えて、ワイモバイルユーザーには「まとめて支払い」という便利なチャージ方法があります。
公式 ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでのチャージ方法
つまり、「わざわざ出向かなくてよい/口座開設の必要がない」というメリットにおいては、PayPayカードの優位性はありません。
2022年3月からは、チャージ不要でPayPayで買い物ができる「PayPay(クレジット)※旧あと払い」も開始されました(ただし、PayPayカードを持っていない場合は、引き落とし銀行口座の登録や審査があります)。
日常生活では「PayPayカード」の方がメリットが多い
街では非常に多くのPayPay加盟店を見かけるようになりましたが、「PayPay(残高)」払いの基本付与分は0.5%。「PayPay(クレジット)※旧あと払い」は1.0%ながら、利用できるお店が限られることに加えて利用設定の手続きが必要。
一方で、「PayPayカード」払いは多くのお店で利用できるメリットに加えて、基本付与分が1.0%。
- 街で買い物する場合の最大付与率の比較(PayPay STEP達成者)
- PayPay(残高):1.0%
- PayPay(クレジット)※旧あと払い:1.5%
- PayPayカード(クレジット利用設定あり):1.5%
- PayPayカード(クレジット利用設定なし):1.0%
- カードブランドにもよるが、PayPayカードが利用できるお店はPayPay加盟店のおよそ10倍。
筆者の個人的な感覚ですが、買い物の度にお得な支払い方法を考える必要がなく、多くのお店で利用できる「PayPayカード」は、単純に「便利」です(PayPayクーポンを使いたい場合を除く)。
まとめると「ワイモバイルユーザーにはPayPayカードはあった方が良い」
前項までに紹介した内容をまとめると、「ワイモバイルユーザーには、還元率が高く、日常生活でもお得で便利なPayPayカードはあった方が良い。」となりそうです。
一方で「ワイモバイルユーザーでない場合」についてですが、これは「あった方が良い」よりも、もっと強い表現となりそうなので次項でご紹介します。
ワイモバイルユーザーでない場合はPayPayカードが必要!
前項同様、まずは還元率を掲載します。
特典の種類 | Yahoo!ショッピング | LOHACO | ||||
PayPay 残高 |
PayPay クレジット |
PayPay カード (クレジット 利用設定 済み) |
PayPay 残高 |
PayPay クレジット |
PayPay カード (クレジット 利用設定 済み) |
|
ストアポイント | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% |
基本付与分 | 0.5% | 1% | 1% | 0.5% | 1% | 1% |
PayPay STEP 条件達成特典 |
0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
毎日もらえる | 3.5% | 3.0% | 3.0% | 3.5% | 3.0% | 3.0% |
プレミアム会員特典 | – | – | – | – | – | – |
Enjoyパック会員特典 | – | – | – | – | – | – |
特典合計 | 5.5% | 5.5% | 5.5% | 5.5% | 5.5% | 5.5% |
※ワイモバイルユーザーではなくプレミアム会員でもない場合を想定しています
還元率の優劣は、前項同様となりました。つまり、ヤフーショッピングやロハコで買い物をする場合の支払い方法における優劣は無し。
※クレジット利用設定なしのPayPayカードはPayPay STEP(+0.5%)の対象外
次に、PayPay残高へのチャージですが、ワイモバイルユーザーでないと「まとめて支払い」が使えないので以下の問題が発生する場合があります。
- 近くにチャージできるATMがない、遠い。
- 保有銀行の口座が非対応。口座開設手続きが面倒。
PayPayカードを持っている場合は、以下のようなメリットが考えられます。
- チャージできる唯一のクレジットカード。
- 「PayPay(クレジット)※旧あと払い」に即日登録が可能。
- そもそもチャージが面倒だから、PayPayカード決済にしたい。
ワイモバイルユーザーかどうかには関係ありませんが、私が見聞きした中で最も多かったのが「チャージが面倒」だったかもしれません。
この場合、多くの特典をもらうにはPayPayカード決済(または「PayPay(クレジット)」決済)が必須となります。
これだけ揃って、日常生活でも「PayPay(残高)」払いより0.5%分お得なPayPayカードは「あった方が良い」というより、利便性と実益から考えて「必要」となりそうです。
ヤフーショッピング、ロハコでの買い物特典は、日々更新の以下のページを参考にしてください。
ワイモバイルの料金プラン、お得な特典はオンラインストアで確認してください。
※記事内容は、2023年10月が基準です。最新情報は価格WEBサイトで確認してください。
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