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ゆうパックなどの荷物の送料に切手を使う節約術と切手の換金方法

芝生に赤い小さなおもちゃのポスト

 

昭和40年代から50年代にかけて、日本に切手ブームがあったことをご存知でしょうか。記念切手の販売などでは、郵便局に行列ができるほどだったそうです。

骨董品や美術品のように高額な費用を必要としなかったため、誰でも手軽に楽しめ、多くの収集家が誕生しました。

しかし、ブームから約50年の月日が流れ、現在ではあふれるほどの娯楽が誕生し、切手収集家はほとんど姿を消してしまいました。

ここからが本題ですが、収集家は切手を使うために収集していたのではなく、主に観賞用として収集していたので、何十年経とうが、まだ手元に残っているものがたくさんあります。

実際、我が家がそうでしたし、ヤフオクの出品商品の説明文にも「父が収集したものです」といった文言がたくさん見受けられます。

また、当時はブームだったので、「記念切手」だけとか「お年玉切手シート」だけといったライトコレクターもたくさんいました。小さい頃の私が、このライトコレクターで、いまだに手元に残ってます。

みなさんのご自宅、ご実家にも、このようなお宝が眠っている可能性はあると思います。

全国展開している切手の買取で有名な業者にいくつか問い合わせましたが、人気のある「見返り美人」や「月に雁」といったプレミア切手は別として、ほとんどの切手は買取依頼をしても額面割れになってしまいます。状態が悪ければ半値もあり得るとのことでした。

そこで、まとまった量の切手が手元にある場合、もしくは見つかった場合の有効な手段を、「節約」あるいは「額面割れしない現金化」といった視点で、私の体験を交えていくつか紹介させていただきます。

 

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遠く離れたご家族に荷物を送る場合 『ゆうパック』

ゆうパックの段ボールゆうパックラベルを入れるビニール袋

切手は、コレクターとして収集する、アート作品の材料にする、といった使い方もありますが、大前提として「荷物を送れる金券」であることは万人に共通することです。

そこで、もっとも大きな金額をタダ感覚で利用できるのが、日本郵便が提供する荷物のサービスである「ゆうパック」になります。

「ゆうパック」を利用したことがある方は多いと思いますが、送料に切手を使ったことがある方はごく少数ではないでしょうか。切手が使えること自体をご存じなかった方も多いと思います。

進学や就職、転勤などで離れたご家族がいる場合、仕送りに「ゆうパック」を使って、手元にある切手で送料を支払えば、額面割れすることもなく大きな節約になります。

例えば、東京の大学に通う息子さんに100サイズで福岡県から東京都へ、持込割引で荷物を送る場合の料金は1,660円です。年に2回、4年で8回送ると13,280円となり、小さくない送料を無料感覚で利用することができます。

もちろん、実際には無料ではありませんが、減るはずだったお金が減らないで済むと、私はそんな気分になりました。

切手の貼り方ですが、ちょっと不安だったので郵便局員の方に詳しく聞いたことがあります。

ゆうパックの場合、画像のビニール袋(15cm×23cm)に送り状を入れてダンボール箱の上部に貼るため、このスペースを空けて切手を貼ってほしいとのことでした。

貼りきれなければ側面に貼っても構わないともおっしゃっていました。私は、それほど厳しくチェックするものでもないのかな、といった印象を持ちました。

また、あて名ラベルをインターネット上で簡単に作成できるサービス「Webゆうパックプリント」もあり非常に便利です。

これらのサービスと切手の利用、機会がありましたら是非お試しください。

 

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母の日や父の日などに贈り物をする場合 『定形外郵便』

定形外郵便「紙袋」定形外郵便「封筒」

「ゆうパック」を使うほど大きなものでなければ、「定形外郵便」を使う方法があります。

このサービスも切手が使えて、非常に便利で安価で利用できます。なによりも、全国一律料金で郵送できるところが魅力です。

ゆうパック」は距離によって送料が増えていきますが、「定形外郵便」なら、沖縄から北海道に荷物を送っても料金は一定で、例えば500g以上1kg以内であれば710円で送ることができます。

また、郵便というと封筒を用意しなければならないと考えがちですが、封筒は必要なく、上の画像のように紙袋を利用したり、自分で空き箱などを用意して利用するほうが節約になります。

母の日に花を買ったり、父の日にネクタイを買って離れた場所に送る場合、買ったお店に配送まで頼むと非常に割高になります。

こういった場合に是非「定形外郵便」のことを思い出してください。送料が節約できると同時に切手も利用できて、効果が高い節約になります。

定形外郵便物の参考記事

定形郵便・定形外郵便とは?サイズ・重さ・厚さなどの概要と速達・書留などの料金、送り方も合わせて幅広く解説。
定形郵便物・定形外郵便物について、サイズ・重さ・厚さなどの概要に加え、通常料金、速達や書留などのオプションサービスの料金、郵便物の送り方、配達日数に至るまで幅広く解説します。

 

ヤフオク!を利用する(換金率100%の切手換金方法)

荷物を送る相手がいない場合は、ヤフオク!などのオークションサービスを利用する方法があります。

実はこの方法が最も節約効果が高く、さらに節約を超えて、切手の換金が可能です。利用されたことがない方のために「ヤフオク」を例に簡単に仕組みをご説明しますと、

  1. yahoo!プレミアム会員になる(税込508円、数か月間の無料期間あり)
  2. 自宅の不用品を用意する(不要になった書籍、ビジネス書、バッグなど)
  3. 写真を撮って出品する(商品説明、販売金額などを考える)
  4. 落札され、代金と送料が支払われる(yahoo!かんたん決済で、文字通り簡単です)
  5. 商品を送り、無事に落札者に届く(ここで「ゆうパック」などを利用する)
  6. 送料を含んだ落札代金を自分で指定口座に振り込む(ワンクリックです)

こんなもの売れるのか?と思うようなものも意外に売れますし、切手の換金が目的であれば、欲張らずに1円で出品すれば、売れる確率は格段に上がります。

私もこの切手の現金化に、今まさに現在進行中で取り組んでいます。私の経験上、おすすめは書籍のまとめ売りで、販売に要した期間は、いずれも1週間以内。

「ゆうパック」を利用しますので、1度に約1500円ほどの切手の換金が可能です。しかも換金率は100%。買取業者に売る前に、一度ヤフオク!での出品をご検討ください。

 

まとめ

昔あった切手ブームを根拠とした、自宅や実家でのお宝さがし、離れた家族に荷物を送る際に切手が使用できる「ゆうパック」や「定形外郵便」を利用した節約術、荷物を送る相手がいない場合の「ヤフオク」を利用した節約術・切手の換金方法などを、私の経験を交えて紹介させていただきました。

もし運よく、切手が数十万~数百万円分見つかった場合は、使いきれないかもしれませんが、数万円分であれば、金券ショップや買取よりも、断然郵便利用をおすすめします。

送るものや売れるものがあるかどうかにもよりますが、私の場合、今回ご紹介したことをすべて実践していて、期間限定ですが、だいたい月に5千円~1万円ほどの節約になっています。是非ご検討ください。

 

※金額やサービスは2018年9月現在のものです。

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