筆者は、ヤフーショッピングで無在庫転売っぽい商品を何度も購入したことがあります。
本日もちょうど、まさにそれっぽい商品が届いたばかりです。
転売の仕組みをある程度理解して了承した上で購入しているので、「お得な買い物ができた」と感じることがほとんどです。
本記事では「ヤフーショッピングで無在庫転売っぽい商品を気持ちよく購入する方法」を紹介しますが、
- 無在庫転売の確証があるわけではない点
- 無在庫転売の是非を判断しない点
に留意して、筆者の買い物方法をご覧ください。
ヤフーショッピングにおける無在庫転売の仕組み
まずは、無在庫転売の仕組みを簡単に紹介すると「自社(自分)で商品の在庫を持たない状態で出品し、注文が入ったら他のECサイトで購入して注文者の住所に送付する」といった流れで行われる商売です。
こういった店舗は、ヤフーショッピングだけでなく楽天市場、メルカリ、Qoo10などにもあり、ほとんどの場合「他のECサイト」はAmazonです。
倫理上の問題もありますが、最も大きな問題は、出品ストア側からの一方的なキャンセル。
- Amazonで販売されている商品を当てにして無在庫で出品
- 注文が入るとAmazonで商品を探す
- 販売されていなければ(在庫がなければ)注文商品をキャンセル
こうなると、注文者側には何ひとつ良いことはなく、商品が届かない、期日に間に合わない、キャンペーンでお得に購入したつもりができてなかったなど目も当てられません。
ヤフーショッピングでは、無在庫販売はガイドライン違反として様々な取り組みも行っていますが、上記のようなストアが一定数存在するのも事実。
我々、ECモールユーザーには、自己防衛スキルさえも求められる時代となっていますので、次章で筆者が行っている簡単で効果的な防衛方法を紹介します。
ヤフーショッピングで無在庫転売っぽい商品を気持ちよく購入する方法
以下で紹介する内容は、筆者が実際に経験している具体例ですが、商品や金額は分かりやすいものに若干変更していますのでご留意ください。
また、全ての無在庫転売商品に当てはまる内容ではない点にも注意してください。
無在庫転売っぽいけど注文する場合
購入したい商品をカートに入れて注文手続きに進むと、無在庫転売商品の場合は高い確率で画像のような「ストアからの確認」画面が開きます。
- 発送業務をAmazonへ委託
- 商品はAmazon倉庫より出荷
- 他ECサイトでも併売~
この画面が出た場合に次にとる行動は、同一商品のAmazonでの商品検索です。
最低限注目すべきは以下の2点。
- 実際に販売されている商品かどうか
- 販売されている場合はその価格
この2点に注目して、筆者が「無在庫転売っぽいけど注文」に至った経緯は以下の通りです。
- ヤフーショッピングで600円で販売されていたDIY商品をカートに入れて注文手続きへ
- 画像(上段)の「ストアからの確認」画面が開いたので同一商品をAmazonで検索
- 実際には、上記の画面が出る出ないにかかわらず、筆者は買う商品を決めたらヤフーショッピング、楽天市場、Amazonの3サイトで価格をチェックしているので、この時点で無在庫転売かどうかの当たりをつけることができます。
- 実際に500円で販売されていることを確認
- ほとんどの場合、利益を得るためにヤフーショッピングの方が若干高くなっているはずです。
- Amazonで販売されていない場合、キャンセルされる確率が高くなります。
- メンテナンス不足でヤフーショッピングの方が安く販売されている場合も、赤字になってしまうのでキャンセルされる確率が高くなります。
- ヤフーショッピングで購入してもPayPayポイント等を加味すると実質530円程で購入できるので注文
- プライム会員でない九州在住の筆者は、Amazonで購入すると450円の送料をプラスして合計950円かかってしまう。
- 一方、ヤフーショッピングで購入する場合は実質530円。
- プライム会員の年会費を払うことなく送料30円で購入できたと同じ事に
- 筆者の脳内は「お得な買い物ができた」気持ちで満たされます。
- 購入した商品は画像(下段)のような状態で届いた
- 送り元:Amazon
- 出品者は「ギフト(贈り物)」として発注し、同時に、金額の記載がある書類は入れないように依頼したようです。
無在庫転売でトラブルになりそうだから注文しない場合
前項とは逆に、無在庫転売でトラブルになりそうだから注文しなかったケースを紹介します。
こちらのストアでは、前項のような「ストアからの確認」画面は開きませんでしたが、Amazonで同一商品を検索したところ、ヤフーショッピングよりも高い価格で販売されているのを事前に確認していました。
筆者が「トラブルになりそうだから注文しなかった」経緯は以下の通りです。
- ヤフーショッピング、Amazon、楽天市場、それぞれで同一キーワードで商品検索
- 購入したいと思った商品がヤフーショッピングで2,000円、Amazonで2,500円で販売されていることを確認
- このとき、商品画像や商品説明がほとんど同じだったので無在庫転売を疑いました。
- 会社概要や販売している商品カテゴリも合わせて確認し、無在庫転売業者の特徴を満たしていることもわかりました(次章で言及)。
- この時点で、ヤフーショッピングで注文する気持ちはほとんどなくなりました。
- ヤフーショッピングの無在庫転売が疑われるストアに問い合わせ
- 問い合わせ内容は何でもよかったのですが、この時は「6個セットで間違いありませんか?」といった問い合わせを行いました。
- 商品に関する問い合わせは商品詳細ページ(下の方)から簡単にできます。
- さらに込み入った問い合わせ方法は以下の記事をご参考に
- およそ1時間後に在庫切れで販売できない旨の返信(画像)
- ストアは、筆者の注文を受けてAmazonに発注しても最低500円の赤字になってしまうので、「在庫切れ」で回避したものと思われます。
- その日のうちにヤフーショッピングの商品は姿を消す
ヤフーショッピングで無在庫転売が疑われるストアの特徴
最後に、本記事をご覧いただいた方がトラブルに見舞われることの無いよう、無在庫転売が疑われるストアの特徴を、筆者の独断で列記します。
ただし、以下の特徴に該当していても無在庫転売ストアではなかったり、良心的な無在庫転売ストアだったりすることがある点をご承知おきください。
- ストア評価が低い
- 最も簡単な見分け方です。星が2点台や3点台のときはストアレビューまで確認してください。
- ストアレビューに怒りの声多数
- ストアレビューでは、星の数ごとにレビューを確認することができます。
- 星1つや2つのレビューを重点的に確認してください。無在庫転売ストアの場合、「勝手にキャンセルされた」といった怒りの声が多数寄せられています。
- 販売している商品のカテゴリが多岐にわたっている
- ヤフーショッピングに出店しているストアはほとんどが専門店ですが、無在庫転売が疑われるストアは商品カテゴリが多岐にわたっていて専門性がありません。
- 株式会社や合同会社ではなく屋号のみ
- つまり個人事業主です。ストアの会社概要で確認できます。
- ヤフーショッピングでは、個人事業主が500点以上出品する場合に審査制度を設けていますが、逆に言うとそれ以下には審査がないということです。
- 会社の住所をストリートビューで確認すると個人宅
- 個人事業主の確率が高くなります。
- 代表電話番号が090・080・070など携帯の電話番号
- 個人事業主の確率が高くなります。
- メールアドレスがGメールなどのフリーメールアドレス
- 個人事業主の確率が高くなります。
ヤフーショッピングでの買い物の際には、是非以下のページを参考にしてください。お得な情報をカレンダー形式で毎日更新しています。
※この記事は、2024年11月時点のヤフーショッピングにおける筆者の買い物経験をもとに作成しています。
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