【優待クロス取引】当日のタイムテーブルと証券会社のコスト比較

英字新聞とまるい置時計

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はじめに

前回の記事《優待クロス取引に必要な信用取引口座、信用取引の知識について解説!》では、優待クロス取引で必ず必要となる証券取引口座、信用取引口座、信用取引の知識などについてご紹介しました。

今回は、いよいよ実践に入った場合の実際のタイムテーブル、証券会社ごとのコスト比較、得られる結果などについてご紹介します。

 

株価変動リスク「ゼロ」!優待クロス取引のタイムテーブルとは?

権利確定日が2018年7月末の優待銘柄についてシミュレーションします。

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7月26日権利付最終日この日までに現物株を保有する
7月27日権利落ち日この日に売っても権利は消えない
7月31日権利確定日株主としての権利が確定

7月26日(木):権利付最終日のタイムテーブル

  1. 寄付きは9時だが、8時から確認できる寄前気配を確認するために早めにPCの前に身を置く。※前日などに注文を入れて、当日朝の気配を見ないのは非常に危険です
  2. 優待を獲得したい銘柄に注文を入れる。「同銘柄」に「同株数」の「現物買い」と「信用売り」を「成行」で発注。※成行で注文しないと同値で約定しない恐れがあります。
  3. 原則、9時ちょうどに全ての注文が約定する。※前日の株価と寄付き前の気配に開きがある場合、すぐには約定しません。
  4. そのまま大引け(15時の取引終了)を迎える。

1.2.3.の流れは、「前場」を前提としていますが、後場の寄付(12:30~)でも可能です。また、朝の気配を確認できないときは、取引時間終了までに約定の状況を確認できれば問題は起きません。詳しくは下記の記事にまとめています。

 

「朝の気配」「成行注文」に関しても、注意点をまとめていますので、合わせてご覧ください。

【株主優待】逆日歩などの優待クロス取引のリスクを徹底解説!
「優待クロス取引」に関する解説シリーズの最終回です。さまざまなリスクへの対応策をご紹介しています。寄前気配の確認、逆日歩の計算、調べ方、避け方、現物と信用の注文ミス、成行での発注、売れる銘柄の探し方などをご紹介していますので、家計の節約のためにも是非マスターしてください。

 

7月27日(金):権利落ち日

  1. 証券会社の注文ページで「現渡し」の手続きをとる。これで取引終了となる。※この日に行わないと「貸株料」が増えていきます。
  2. 保有株の確認ページで、優待獲得のためのすべての保有株がなくなっていることを確認する。

 

7月31日(火):権利確定日

この日の作業はありません。

 

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証券会社のコスト比較シミュレーション

PlanBに赤丸をするビジネスマン

 

投資額33万円で「1銘柄」の株主優待を獲得する場合

 クリック
証券
松井
証券
カブコム
証券
信用
取引
制度一般
(無期限)
一般
(長期)
手数料
体系
1約定
ごと
1日定額1約定
ごと
現物買
手数料
260円1,080円270円
信用売
手数料
183円194円
貸株料19円36円27円
現渡し0円0円0円
逆日歩無しと
仮定
無し無し
合計462円1,116円491円
  • 優待品の価値が1,000円相当では、松井証券がマイナスになってしまいました。
  • 松井証券では、手数料に「1日定額」(ボックスレート)が適用され、段階的に加算される手数料も100万円ごとに1,080円ということで、投資額が高い銘柄には向かないようです。

 

投資額33万円で「10銘柄」の株主優待を獲得する場合

 クリック
証券
松井
証券
カブコム
証券
信用
取引
制度一般
(無期限)
一般
(長期)
手数料
体系
1日定額1日定額1約定
ごと
現物買
手数料
1,950円7,560円2,700円
信用売
手数料
1,728円1,940円
貸株料190円360円270円
現渡し0円0円0円
逆日歩無しと
仮定
無し無し
合計3,868円7,920円4,910円
  • クリック証券は手数料体系で「1日定額」が使えるため、単純に1銘柄の10倍にはならず安くなっています。
  • カブドットコム証券は「一日定額」がないので、単純に10倍です。
  • 松井証券は、1銘柄の獲得では1,000円相当の優待でマイナスになっていましたが、10銘柄だと利益が出る計算になりました。
  • 20銘柄でも試算しましたが、1優待当たりの取得単価が下がったのはクリック証券だけでした。(10銘柄の場合:約387円⇒20銘柄の場合:約311円)

 

おわりに

逆日歩が発生しない、一般信用の売りができる証券会社は他に「SBI証券」「楽天証券」などがありますので、そちらも参考にされてはいかがかと思います。

また、2017年11月の発表でしたが、クリック証券が一般信用の売りができるサービスを2018年中に開始予定とのことでした。今回のコスト比較を見る限り、この件からは目が離せない状況です。

 

GMOクリック証券から発表がありましたので記事にしました。是非ご覧ください。

【GMOクリック証券】一般信用売りサービス(短期・無期限)を開始!
GMOクリック証券が、2018年8月20日(月)の取引分より、一般信用売りサービスの取り扱いを開始しました!一般信用売りは逆日歩が発生せず、優待クロス取引を行うには非常に便利なサービスです。他社との手数料の比較も合わせてご紹介します。

 

続いての記事はこちらです。合わせてご覧ください。

【株主優待】逆日歩などの優待クロス取引のリスクを徹底解説!
「優待クロス取引」に関する解説シリーズの最終回です。さまざまなリスクへの対応策をご紹介しています。寄前気配の確認、逆日歩の計算、調べ方、避け方、現物と信用の注文ミス、成行での発注、売れる銘柄の探し方などをご紹介していますので、家計の節約のためにも是非マスターしてください。

 

※金額、サービス、ルール等は2018年9月現在のものです。

 

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