液晶とプラズマの電気代を比較!5つの節電術と節電金額を比較!

テレビの電源を入れたところ

はじめに

テレビの電気料金を試算するときよく使われるのは、製品の取扱説明書にかかれている「消費電力」と「年間消費電力」です。今回は「年間消費電力」をもとに試算いたします。

それぞれの意味は《「定格消費電力」と「年間消費電力」の違いや電気料金の計算方法》の記事でご紹介しましたのでそちらをご覧ください。また、テレビは、ご家庭における電気使用量第3位に入っています。

 

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こちらの記事では、「テレビには一体どれくらいの電気料金がかかっているのか」「何をすればどれくらいの節電になるのか」などを中心にご紹介させていただきます。

 

「液晶」vs「プラズマ」 テレビの電気料金(年間)

  • 各種ランキングサイトより画面の大きさ別に各5製品ずつ、液晶20製品、プラズマ20製品、計40製品の平均値を抽出。
  • 年間消費電力:省エネ法に基づいて、一般家庭での1日の平均視聴時間(4.5時間)を基準に算出した、1年間に使用する電力量。《1日19.5時間の待機時消費電力を含む》
  • 電気料金単価:1kWhあたり22円(この記事内全てに適用)
 年間消費電力年間電気料金
インチ液晶プラズマ液晶プラズマ
3238.8kWh854円
37178.6kWh3,929円
40~4383.8kWh200.2kWh1,844円4,404円
49~50126.0kWh222.0kWh2,772円4,884円
54~58160.0kWh304.4kWh3,520円6,697円
 待機時消費電力年間電気料金
インチ液晶プラズマ液晶プラズマ
320.21W32.9円
370.10W15.7円
40~430.28W0.16W43.8円25.1円
49~500.38W0.10W59.5円15.7円
54~580.42W0.14W65.8円21.9円

年間電気料金の比較では、液晶テレビの方が安く、プラズマテレビのおよそ半分ほどしかかかっていません。ただ、どちらの製品も、一昔前と比べるとはるかに安くなっています。

また、テレビの節約術では必ずといっていいほど登場する「待機時消費電力」は、液晶大画面の最も高い金額でさえ年間65.8円しか発生していないことが判明しました。

これは、テレビを消すときに年間を通して毎日欠かさずプラグを抜いても65.8円しか節約にならないことを意味します。

では、何をすればどれくらいの節電になるのかをご紹介します。

 

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5つの節電術と節電金額

主電源を切る または プラグを抜く

電源「ON」「OFF」のボタンイメージプラグをコンセントに入れるところ

主電源を切るとは、リモコンではなくテレビ本体に備わっている電源ボタンをOFFにするということです。主電源を切った場合の消費電力は、リモコンで切る場合のおよそ3分の1程度になる商品が多くありました。

つまり、上記の試算で最も大きかった65.8円が、主電源を切ることによって約22円となり年間約44円の節電となります。さらに、毎日欠かさずプラグを抜けば、年間約66円の節電ということになります。

先ほどの話ですね。正直、少なくて驚きました。。。プラグの劣化、コンセントの劣化、感電のリスクなどを考えると、微妙な結果となりました。

 

音量を落とす

音量のイメージ画像

現在販売されているテレビ製品のスピーカーには、ほとんどの場合、左右合わせて30Wが配分されているようです。ここからは推測の話になりますのでご了承ください。

例えば、音量の最大値が「60」だった場合、2目盛りで1Wとなります。普段、音量値「30」で観ていたものを節電のために「20」に落とした場合、10目盛りですから5Wの節電となります。この考え方で年間の節電金額を算出すると、

5W÷1000×4.5時間×365日×22円≒181円

年間約181円の節電。これもよく聞く節約術だったので、またもや少なくて驚きました。。。

 

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画面の明るさを調節する

明るさに関してはどうしてもデータが取れなかったので、資源エネルギー庁が発表している数値をそのまま掲載させていただきます。申し訳ございません。

◇液晶テレビの場合

  • 年間で27.10kWhの省エネ
  • 節約金額:約600円(2013年3月発行「家庭の省エネ徹底ガイド」)
  • 節電金額:約730円(2017年8月発行「家庭の省エネ徹底ガイド」)
  • 32V型の画面の輝度を最適(最大⇒中)にした場合

◇プラズマテレビの場合

  • 年間で151.93kWhの省エネ
  • 節約金額:約3,340円
  • 42V型の画面の輝度を最適(最大⇒中)にした場合

 

※出典元:資源エネルギー庁(2013年3月発行「家庭の省エネ徹底ガイド」)

※出典元:資源エネルギー庁(2017年8月発行「家庭の省エネ徹底ガイド」)

 

省エネテレビに買い替える

節電だけが目的の、画面サイズ同水準での買い替えはあまりお勧めできません。仮に買い替えがうまくいって、年間10,000円の節電に成功したとしても、10万円のテレビなら、もとを取るのに10年もかかってしまうからです。節電どころか節約になりません。

現在、プラズマテレビが世界のどこを探しても生産されていないことはご存知ですか?あれほど液晶テレビと競い合っていたのに、そこからわずか数年で歴史が終わってしまいました。

現在は、有機EL、4K/8Kテレビなどに注目が集まっていますが、これらさえも10年後はどうなっているか誰にもわかりません。

買った途端に生産終了、買った途端に新技術の発明、なども起こり得るので、節電が目的の場合は、消費電力や今後のテレビの使い方をよく検討したうえで判断されたほうが良いと思います。

ただ、かなり古いプラズマ大画面テレビから小さめの液晶テレビに買い替える場合は、わずか数年でもとが取れるケースはあると思います。

32インチ液晶テレビだと2~3万円台で買えて、年間電気料金854円となっていますので可能性が高いです。

 

テレビを観ないときは消す

テレビの電源を消したところ

「時間を確認したい」「音がほしい」「ついているのが当たり前」こういった理由でテレビをつけている場合が節電の大きなチャンスになります。ここでは「テレビの電気料金(年間)」で出した数値をもとに、観る時間を4.5時間から「1時間減らした場合」と「2時間減らした場合」の年間の節電金額を算出します。

 年間節電金額
1時間 減2時間 減
インチ液晶プラズマ液晶プラズマ
32190円379円
37873円1,746円
40~43410円979円819円1,958円
49~50616円1085円1,232円2,171円
54~58782円1,488円1,564円2,976円

 

大画面テレビほど気をつけなければならないことがわかります。また、プラズマテレビの節電効果は、液晶テレビのおよそ2倍。

現在、プラズマテレビのご家庭で、買い替える予定がなければ、「観ないときは消す」、ボタンひとつなので、節電術としてリストアップしやすいのではないでしょうか。

 

おわりに

「液晶」・「プラズマ」テレビの、年間電気料金、節電術、節電した場合の節電金額についてご紹介しました。

家電製品、とくにテレビは、技術の発達によりここ数年で大幅に節電能力がアップしていますが、ご家庭によっては、まだまだ節電の余地があると思いますので、ご参考にしてください。

 

※金額・数値は2018年9月現在のものです。

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