【実録!家計簿公開】初心者OK シンプルなエクセル家計簿の作り方

パソコンを操作する女性の手

この記事は、次の方々に向けて書いています。

  • 家計簿を始めたい方、または始めて日が浅い方。
  • 今使っている家計簿が複雑すぎる方。
  • 家計簿をつけるのに時間がかかっている方。
  • エクセルは使えるけど、上級者ではない方。
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はじめに

家計簿をつける目的は何でしょうか。私の場合は「結婚を機に、夫婦の財布が一緒になることでの影響の把握」と「独身」から「家庭」になったことで「なんとなくつけるべき?」、この程度の理由でした。

それでも20年、ひと月も欠かさずつけ続けています。私の考えでは、きっかけも目的も、何でもいいと思っています、結果的に役立てば。

役立ち方にもいろいろあります。例えば、この記事を書きながら、思いつくことで言えば、

  • 将来に備える節約(貯金)のため
  • 家計を把握して一家を守るため
  • 消費(金銭)感覚を身に着けるため
  • 婚活(結婚後)のため
  • エクセル技術の向上のため(ピボット、マクロ、関数など)
  • カップラーメン400円くらい?(麻生さん)などと言わないため(金持ちが庶民感覚を身に着けるため)

まだまだあるでしょう。つまり、人それぞれでいいと思っています。

 

また、「家計管理」や「節約」を題材にした本や雑誌、メディアでは、「これからの日本は給料が上がらない…」「消費税は上がっていく…」「年金はあてにならない…」などと言って、怖がらせておいて物を買わせます。

こういう手法も嫌いなので、この記事では、まずはタダで家計簿を始められる方法をお伝えしようと思います。

タダといってもパソコンは必要ですが、この記事を読んでいただいているということは、パソコンはあると思いますので、問題は「エクセル」です。

もし、エクセルがなければ、無料ソフトの「LibreOffice Calc」をおすすめしておきます。エクセルとそっくりですので、申し分ないかと思われますが、一応無料ソフトですので自己責任でお願いしますね。

用心深い方のためにお伝えしますが、問題が起きた話は一度も聞いたことありませんし、私も1年以上使ってますが、特に問題なく快適です。

 

無料でシンプルな自作のエクセル家計簿をおすすめする理由

家計簿の目的にもよりますが、「家計管理」「貯金」「節約」といった一般的な目的であることを前提にお話しします。

前回の記事【 【実録!家計簿公開】20年の歴史を持つ自作のエクセル家計簿。 】でも書きましたが、私の家計簿は20年の歴史の中で、ピボット、マクロ、関数などを使って、シンプルとは程遠い状態になった時期があります。

この時期は「すごい」ものを作ることが目的になっていました。作り上げるのに何時間もかけ、また修正に何時間もかけ、の繰り返しで「この時間、支出見直しの研究にでも充てたほうがいいんじゃない?」と、自分でもわかっていながら、しつこくしつこく作業していたのを覚えています。

また、自分以外の他人が作ったフォーマット(テンプレート)もおすすめできません。一番の理由は、イレギュラーな事態やトラブルが起こったときに、自分で作ってないが故にすぐに対応できないからです。

他にも、言葉が違う、色が違う、順番が違うなど、山のように不満が出てきます。(すいません、私の場合がそうだっただけで、この件は人それぞれだと思います。)

つまり、お金を掛けず本来の目的である支出の見直しに十分な時間をとり家計簿を面倒な作業だと感じず長期間継続し問題が発生した時に自分で短時間で対応するためには、無料シンプル自作エクセル家計簿が望ましいと思うのです。

 

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シンプルなエクセル家計簿の作り方

冒頭でお話しした通りですが、この後の内容は、エクセルまたは家計簿の上級者の方には向きません。でも、それ以外の方々には「ヒント」にはなると思います。

原則として、入力するのは色付きのセルのみです。白のセルには固定値、数式などが入ります。家計簿にかける時間が短時間で済むように、日々の入力は基本的に「数値のみ」となっています。

1シートで1か月分の家計簿を作成する仕様です。1年で12シート出来上がり、年間集計やグラフなどは、この12シートをもとに作成できます。

シンプルな自作のエクセル家計簿

 

①「収入」の入力(印刷エリア)

「収入」の入力

給与収入、副業の収入、自治体からの給付金などの、収入名目と金額を入力するエリアです。

「B10」には、収入の合計金額を出すために、数式

「=SUM(B4:B9)」が入っています。

印刷する場合は、上の年月と次の②と共に印刷します。

②未入力エリア(印刷エリア)

未入力エリア

 

「未入力エリア」の出力元

後述する④⑦⑧が出力されるエリアで、入力は一切しません。目視確認または印刷用のエリアです。

縦方向「A12」~「A26」までには、IF関数

「=IF(E1=””,””,E1)」~「=IF(S1=””,””,S1)」

までが入っています。この関数は、「もしE1が空欄だったらこっちも空欄にして!E1が空欄じゃなかったらちゃんと表示して!」という関数です。

 

縦方向「B12」~「B26」までには、数式

「=SUM(E33:E37)」~「=SUM(S33:S37)」

までが入っています。例えば「B12」に入っている数式「=SUM(E33:E37)」は「E列:家賃」の(現金・口座振替・YJカード・楽天カード・JALカード)の合計金額です。

 

「B27」には、支出の合計金額を出すために、数式

「=SUM(B12:B26)」が入っています。

 

「B28」には、収入-支出の金額を出すために、数式

「=B10-B27」が入っています。

 

③手元の「現金残高」の確認

「現金残高」の確認

現金支出の合計欄

家のお財布と自分のお財布を分けている場合に、家のお財布の現金残高を確認するエリアです。

家のお財布の現金と家計簿の「現金残高」が違う場合、家計簿のつけ間違えやつけ忘れがすぐに発覚するメリットがあります。

「B36」には、元からお財布にあった現金と引き出しなどで得た現金の合計を出すために、数式

「=SUM(B31:B35)」が入っています。

 

「B37」には、上記現金の合計から、その月のすべての現金支出を差し引いて、手元に残っている「現金残高」を出すために、数式

「=B36-T33」が入っています。(※「T33」後述)

 

 

 

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④「支出項目(費目)」の入力

「支出項目(費目)」の入力

支出項目(費目)を横方向に「E1」~「S1」まで入力します。ここに入力した言葉が、上述②未入力エリアの「A12」~「A26」に反映されます(IF関数が入っていれば)。

支出項目が30種類あれば、②未入力エリアの欄も30行にします。

 

支出項目(費目)は、一度決めたら数年は変更しない方がいい項目です。変更してしまうと年間の集計や年ごとに比較したいときに影響が出ます。

例えば「J」列の「水道代」が「食費」に代わってしまったりすると、年間集計シートを作る時に、ひと月ずつ確認しなければならなくなります。

 

住居費用や光熱費、携帯などの支出は、月に一度、口座振替またはクレジットカード払いのケースが多いと思いますが、引っ越しや乗り換えなど、何らかの理由で現金払いが発生することがあるので、私は支出項目の欄を作っています。

また、画像では15項目しか用意されてませんし、予備項目も1つしかありませんが、項目数は余裕を持って作るべきだと思います。(食費をスーパーごとに用意する場合、生鮮食品と乾物で分ける場合、生命保険と医療保険で分ける場合などに備えて。)

また、支出項目を細かく分けたい場合は、横に長い家計簿よりも、縦に長い家計簿の方が入力しやすいので、⑤の日付を横方向に、支出項目を縦方向に並べる方法もあります。

 

とにかく、家計簿にかける時間をできるだけ短くするためには、この支出項目(費目)の決定が一番重要だと思います。項目があやふやだと、数値入力のみの家計簿になりません。

 

⑤「日付」の入力

「日付」の入力

「D2」~「D32」までに1日~31日までの日付を入力しています。

入力は一度きりです。

上述の通り、支出項目が多い場合は、日付を横方向に、支出項目を縦方向に並べる方法があります。

⑥「現金支出」の入力

「現金支出」の入力

家計簿中央に位置する青いエリアが、日々の現金支出を入力するエリアです。

数値のみの入力なので、家計簿が完成していれば、入力には1分かかりません。

この速さが、家計簿の長期間の継続を可能にするのだと思われます。

1週間さぼってもレシートさえあれば10分です。

 

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⑦「口座振替・クレジットカード支出」の入力

「口座振替・クレジットカード支出」の入力

現金以外の、口座振替やクレジットカードで支払う金額を入力します。

口座振替(口振)は、通帳記帳やインターネットバンキングで確認した金額を入力します。

クレジットカード(YJ・楽天・JAL)は、カード会社のWEB明細で確認したり、後述する⑨のエリアの、自分で入力した値を参考にしたり、保管しておいたレシートを使ったりして金額を入力します。

ネットショッピングであれば、いつでも履歴を確認できますが、街でクレジットカードを使った場合は、食費も雑費もペット費用も、すべてお店の名前でしか請求が来ませんので、レシートで⑨に入力しておくか、保管しておく必要があります。

 

⑧「合計金額」数式

「合計金額」数式

数式が入っているのみで、入力しないエリアです。

「T列」は日にちごとの現金支出合計金額、「33行」は支出項目ごとの現金支出合計金額です。

また、「T34」~「T37」は、口座振替・クレジットカードの合計振替金額です。

請求された金額との照合に役立ちます。

セルの番号は割愛しますが、赤枠で囲ったすべてのセルに「SUM関数(足し算)」が入っています。

赤枠が重なっている「T33」は現金支出の合計金額で、「③手元の「現金残高」の確認」で使ったセルです。

⑨「クレジットカード支出」の詳細を入力

「クレジットカード支出」の詳細を入力

クレジットカードごと、支払い日ごとに支出項目の詳細を入力するエリアです。

街のディスカウントストアなどでクレジットカードを利用すると、食費も雑費もペット費用も、すべてまとめて店の名前でしか明細に載らないので、レシートをもとに支出項目別に金額を入力しておくと便利です。

また、JALカードなど、月の途中に締め日があるクレジットカードの場合は、入力欄を分けておく必要があります。

例えばJALカードの場合、15日締めなので、10月15日までの利用は上の段、10月16日以降は下の段に入力しておくと管理しやすくなります。

クレジットカードの支出を利用日ベースにするか、支払日ベースにするかは自由ですが、支払日ベースにする場合は、前月(前々月)のシートを見ながら⑦のエリアに入力することになります。

例えばJALカードの場合、画像の12月10日支払いの分は2か月後の12月のシートに入力する事になりますので、レシートを保管しておく方法は大変かもしれません。

おわりに

今回ご紹介した家計簿は、あくまでも筆者の家庭環境に置いて最適なだけで、読んでいただいている皆さんのご家庭には、もっと良い形があると思います。

試行錯誤はあると思いますが、家計簿の開始、改善のヒントにしていただければ幸いです。

家計簿が力を発揮するのは、私の経験では、子供が進学した、収入が減ったなど、家庭環境が大きく変わった時だと思ます。どこをどうすれば一家の家計を守れるのか。

家計簿をつけていれば、それが短時間で見えてくることがあります。また、家計簿をつけているだけではなく、世間一般の状況を把握することも役立つと思いますので、以下の資料も合わせてご覧ください。さらにお金に強くなることは間違いありません。

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