引用元:GMOクリック証券TOPページ
はじめに
2018年9月末分の株主優待、9月25日(火)の権利付最終日が迫っています。9月は1年で2番目に優待銘柄の数が多い月なので、みなさん、優待チェックで忙しい日々を過ごしていらっしゃるかと思います。
今回私は、先月の大失敗を教訓に、既に、GMOクリック証券の一般信用売りで、現在のところ13銘柄に「優待クロス取引」の注文を行いました。(現在は9月13日pm22:00です)確定ではなく、増やす可能性も、減らす可能性も有りますので、その点はあらかじめご了承ください。
この記事では、実際の銘柄選びやその検索方法、在庫数とその推移、貸株料の計算方法、注文銘柄や注文方法などをご紹介します。一連の作業時間ですが、以前は何日もかかっていた作業が、今回はわずか4時間で終わりました。これも、GMOクリック証券が「一般信用売り」を開始してくれたおかげです。
2018年9月末分の株主優待銘柄をどのように選んだか【選び方や検索方法、選ぶ基準など】
銘柄の選び方や検索方法
引用元:GMOクリック証券-「株式」-「一般売」(検索画面)
タイトルより短くなってしまいますが、選び方は「GMOクリック証券の検索ツールで選んだ」のみです。
ログイン後、「株式」⇒「一般売」と進むと検索画面があります。ここで
- 「売建受注枠」で「余裕あり ○」にチェック(もしくは「残りわずか △」にもチェック)
- 「優待権利確定月」で「9月」にチェック
すると、その時点で「一般信用売り」できる銘柄の一覧が出ます。これ、ご存知の方、「便利だ!」と思いませんでしたか?私はすごく便利なものに感じました。
以前は、Yahoo! ファイナンスで1件1件調べたり、売りができるかどうか発注ツールで調べたり、優待ブログを回ったり、他にもいろいろと…何日もかかっていた作業が、今回はわずか4時間で終えることができました。
優待銘柄を選ぶ基準
少ない資金を効率よく活用するためには、
- できるだけ多くの銘柄で優待を取得する
- できるだけ価値の高い優待品を取得する
- 1件1件の投資額をできるだけ小さくする
この3点をいつも重視していますが、皆さんも同じだと思います。必然的に500円分のクオ(QUO)カードなどは除外されます。
在庫数と推移
在庫数(売建受注枠)は、毎営業日、19時ごろに更新されます。
- 9月12日(水)19時更新後…余裕あり:173件 残りわずか:0件 受付不可:20件
- 9月13日(木)19時更新後…余裕あり:171件 残りわずか:0件 受付不可:22件
- 9月14日(金)19時更新後…余裕あり:160件 残りわずか:1件 受付不可:33件 (総数1件増加)
- リアルタイムで数字が変化することを想定しておらず、上記9月14日の数字は22時ごろのもの。
- 25時現在、余裕あり:156件 残りわずか:3件 受付不可:35件、となっており、刻々と数字が変化しています。狙っている優待銘柄がある方はお急ぎください。
- 9月15日(土)22:00:余裕あり:149件 残りわずか:1件 受付不可:44件
- 9月16日(日)22:00:余裕あり:146件 残りわずか:1件 受付不可:47件
- 9月17日(月)22:00:余裕あり:143件 残りわずか:4件 受付不可:47件
- 9月18日(火)22:00:余裕あり:127件 残りわずか:5件 受付不可:62件
- 9月19日(水)22:00:余裕あり:117件 残りわずか:7件 受付不可:70件
- 9月20日(木)22:00:余裕あり:115件 残りわずか:8件 受付不可:71件
- 9月21日(金)22:00:余裕あり:89件 残りわずか:11件 受付不可:94件
- 9月22日(土)22:00:余裕あり:74件 残りわずか:14件 受付不可:106件
- 9月23日(日)22:00:余裕あり:73件 残りわずか:11件 受付不可:110件
- 9月24日(月)22:00:余裕あり:65件 残りわずか:12件 受付不可:117件
- スシロー、ダスキン、東祥などが、出たり入ったりを繰り返していて非常に見ごたえがありました。
- 私は、スシローとニチバンを追加でクロスし、ダスキンはタッチの差、おそらく1~2秒指し負けて逃しました。(追記:ダスキンはすでにクロスしてました。)
- 9月25日(火)22:00:権利付最終日のザラバが終了し、194件すべて「受付不可」となりました。
- 9月26日(水)権利落ち日です。クロスの方は場が引ける前に現渡しの処理を行ってください。
貸株料の計算方法
権利付最終日に制度信用売りで優待クロスを行う場合は、貸株料を計算する機会はほとんどありませんが、一般信用売りで在庫がなくなる前に、事前に優待クロスを行う場合は、貸株料を日数分支払う必要があるため、計算する必要が出てきます。
今回、GMOクリック証券の在庫(売建受注枠)の返済期日は、193件すべてが「短期」で設定されていましたので、貸株金利は「3.85%」です。
例えば、株価:2,000円、優待条件:100株以上、9月14日に優待クロスする場合、
となり、銘柄数が多くなると小さくない金額になってきます。以下にカレンダーを掲載しますので、日数計算に使ってください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
13 | 14 | 15 | 16 | |||
優待クロス 約定日 | ||||||
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
敬老の日 | 優待クロス の受渡日 | 秋分の日 | ||||
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
振替休日 | 権利付 最終日 | 権利落ち日 現渡し | ||||
10月1日 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
現渡しの 受渡日 |
- 受渡日は約定日の3営業日後なので、14日に優待クロスすると20日が受渡日。
- 権利落ち日に現渡しすると、3営業日後の10月1日が受渡日。
- 受渡日(緑)から受渡日(緑)まで(受渡日を含めて)、12日間となります。
私の予想ですが、在庫数が一気に減るのは19日だと考えています。19日に優待クロスを行えば、3連休後の25日が受渡日になるので、貸株料が7日分で済むからです。
私は、先月の失敗があるので、今回は経費増を受け入れて、9月14日に約定させることにしました。
一般信用「優待クロス取引」9月権利確定の注文銘柄と注文方法
現在発注しているのは画像の13銘柄です。予定では、経費:約6,000円に対して、優待価値:約20,000円です。
注文方法は、「同銘柄」に「同株数」の「現物買い」と「一般信用売り」を「成行」で発注します。※成行で注文しないと同値で約定しない恐れがあります。
約定したら「権利落ち日」まで、じっと持ち続けます。そして「権利落ち日」当日に、クリック証券のWEBサイトで「現渡し」の手続きを行います。
現渡しの手続きが遅れると、その分、貸株料がかかりますし、期日までに手続きを行わないと、強制決済され、万単位の手数料がかかるようなので、忘れないよう十分に注意してください。
また、私が使っている注文ツールは、GMOクリック証券の「はっちゅう君」です。売買注文のみに特化したツールで、余分な情報を極限まで省略した非常にお気に入りの発注ツールです。
注文すると同時に、注文内容がツールに表示され、誤発注や注文忘れの可能性を限りなくゼロに近づけてくれます。おすすめです。
※9月15日追記
14日寄付きで、上記13銘柄を約定させ、後場寄付きで、画像の4銘柄を追加しました。
さらに、場中に画像にはない1銘柄(キーコーヒー)を追加し、合計18銘柄となっています。
※9月22日追記
9月21日に4銘柄追加。合計22銘柄となりました。
「受付不可」から復活した銘柄がいくつかありました。毎日チェックすべきなようです。
※9月24日追記
9月25日約定分として2銘柄追加。合計で24銘柄となりました。2銘柄とも復活組です。やはり毎日チェックしていると良いことがあります。
おわりに
冒頭でも記載しましたが、この記事は、在庫数の記録や新しい情報が入り次第、追記・訂正していく予定ですのであらかじめご了承ください。
また、この記事では触れませんでしたが、GMOクリック証券は、現在「一般信用売り開始記念 一般信用取引手数料 無料キャンペーン」を行っています(期間:2018年8月20日約定分~2018年12月28日約定分まで)。
一般信用売りが始まって、さらに手数料まで無料になるという、GMOクリック証券ユーザーにとっては非常にお得な時期です。
この機会にできるだけの利益を上げたいと思っています。皆さんもご健闘ください。
▼GMOクリック証券が一般信用売りサービスを開始した時の記事はこちらです。

▼制度信用取引を利用した優待クロス取引は「シリーズ【株主優待クロス取引】」をご覧ください。

※金額・サービス等は2018年9月現在のものです。詳しくGMOクリック証券のWEBサイトでご確認ください。
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